ゆみぺです。
本日のメンバーは牛乳さん(リーダー)、ぬマッチさん、ハルカンノさん、キタくん、長さん、タケミさん、ゆみぺ、初参加のO島さん、横浜からジュンヤ先生の9名。
現場は石巻市湊町2丁目の側溝の泥出し。昨日他チームが行なった作業の継続です。
先に石巻VCに着いた牛乳さんが即ニーズをゲットしてくれていて、
道具も現地にあるというのですぐ現場に向かい、現場も近いので9:30には作業開始できました。
現場に着くとコーディネーターのような人(見てるだけ)がいて、
指示をもらってから作業開始。
現場にはスコップやバケツ、土のう袋の他に、側溝のふたを開ける「キャッチリフター」という器具が用意されていて、
側溝のふたを挟んでてこの原理で持ち上げる作業を始めはみんなで悪戦苦闘していましたが、
慣れてしまえば一人で楽々側溝を開けられていました。
側溝の中は始めのうちは思ったほど水気がなく、硬くなっている泥もあったので
クワでほぐしながら堀り進めます。
作業を進めて行くとサクサクと掘りやすい場所、水気の多い場所と変わってきました。
水気の多い泥は少しの量でもとても重い。運べなくなるので袋をケチらず詰め過ぎ注意です。
海から吹く風の匂いが臭かったけれど、泥の匂いはそんなにきつくはなかったです。
たまに気持ちのよい風が吹く事もありましたが、直射日光のもとでは効果無し。
命の危険さえ感じる暑さで30分もしないうちにバテバテ。各自自分の体調と相談しながら作業します。
昨日、もしくはそれ以前に作業した人たちの土のう袋が乱雑に積んであってがっかりしました。
通りの空いているスペースにはすべて積んであるので同じ場所に積むしかありません。
酷い物は袋が閉じてなかったり泥が漏れ出しているものもあります。
仕方ないので先にあった土のう袋を整理しながら積みました。
昼前にボランティアセンターから派遣されメンバー9人増員。
男性陣が魚屋の前で側溝を塞いでいた大きな冷蔵庫も動かします。
昼休み明けにコーディネーターのような人から今日の作業範囲を決められて、
13:30頃作業終了。進んだ距離は50mほど。
依頼者のお宅の方が高圧洗浄機を貸してくれたので、道具の洗浄は楽々。
依頼者のお母さんが作業中、隣の家では何人亡くなった、そっちの家は何人。
あそこは病院なんだけど、辞めて仙台に行ってしまったので近くに病院がなくなってしまった。
などと話してくれました。
お母さんは近くの小学校に逃げて助かって、今は川の反対側の仮設住宅に住んでいるそう。
自分の家を直して住みたいが、この地区に住めるかは9月~11月に決まるようで片付けて待っている。
すでに直し始めている家もあるし、更地になった土地も、ある程度泥を寄せてある家も、
まったく何もしていない家もあります。
いずれにせよこの地区が先に進むのはまだ数ヶ月先です。
人や車通りが思ったより多くて、通りかかった人が挨拶やねぎらいの言葉をかけてくれるのが
印象的でした。
少なくともよそ者が出入りしていることを受け入れてくれてるのかな、と安心します。
道具の返却も終了報告もコーディネーターのような人がしてくれるので現地解散。
我々9人と、増員されたメンバーのうち、広島から来たM内さんを連れて
鯨の大和煮缶詰の前と、門脇町の看板前と日和山公園を見学に行きました。
門脇町の看板前には七夕飾りがありました。いつもながら多彩です。
短冊もあったのでみんなで願いを書きました。
雑草が生い茂り、緑色の景色が広がっていました。
日和山公園から石巻漫画館のある中州を見下ろしました。
ほとんど何も無くなってなってました。
このサイトで中州の震災前と震災直後の画像が見れます。
その後は希望者で松島まで行ったようです。
皆さんおつかれさまでした。熱中症にかかってませんか?
牛乳さんのリーダーっぷりには感心しました。ご苦労様でした。
みなさんお疲れさまでした。石巻も暑そうだね。
返信削除未だに大物も転がっているようでちょっと驚きました。倉庫お越しや倉庫転がしが懐かしいです。
看板前の七夕飾り、やっぱりか!って感じですね。まわりが少し片付いている感じがするのは気のせいでしょうか。
しっかり水分取って無理せず臨んでください。
タイガさんこんばんは。
返信削除巨大冷蔵庫はおそらく片付けの際に乱雑に置かれていた物と思われます。
いつからそこにあるのか分かりませんが回収が待たれるところです。
看板前のコンクリート床の所だけは最近とてもきれいです。
いつも思いますが誰が管理しているんでしょうね。
鯨の大和煮缶の場所と門脇町の看板前は、一大観光地と化していて
いつ行っても他県ナンバーの先客がいます。