2011年7月31日日曜日

石巻動物救護センター

ゆみぺです。
『Casa BRUTUS 8月号』に載っていました。
動物が大好きな方はご覧下さい。

2011年7月27日水曜日

2011年7月23日(土)活動報告(東松島市赤井川前)

おおはしです。
タノンティアサテライト、初投稿です。

さてさて、7月23日(土)は、いつものように前日の夜に東京発、
茨城でいいつかさんと合流して早朝に宮城県に到着。という流れで、
今回は初めての東松島市ボランティアセンターへ。

 
これまで石巻ボラセン(ボランティアセンター)しか行ったことがなかったので、
なんだか雰囲気やら要領の違う東松島ボラセンでキョロキョロしつつも、
マッチングとか資材貸し出しなどは基本的に同じだし、なんとかなるもんです。

よく東京で、「被災地行っても、ボランティアするにはどこ行けばいいかわからない」
「どうすればいいかわからない」という声を聞きますが、
まずは個人でもどこかしらボラセンに辿り着けばなんとかなる気がします。
(ニーズがあるかどうかは置いておいて、まず最初の行動として、という意味で)
 
そんなわけで今回はタノンティアサテライトから、チョウさん、ニヘイさん、ヨウくん、
Kトーさん、東京から一緒に来たクドウさん、ヤナギくん、イイツカさん、オオハシ、

ボラセンでマッチングしてもらった消防団員3人組(動きがプロ!)、
東京の会社員2人組、美女ふたり、墨田区から一人で来た男の子、
ボラセンで偶然居合わせた(!)、去年墨東まち見世事務局で同じ釜の飯を食った仲の、
水戸在住リョウタロウさん、計17名で作業しました。
 
この日の作業は空き地のヘドロかき。この地区の区長さんからの依頼です。
一見ふつうの空き地ですが、よく見ると地表に約5センチのヘドロの層が
カチコチに固まっています。
 
広い空き地の、端から片付けていきます。
ヘドロには小石が混じってたり雑草が根を張っていて、容易にスコップではかけません。
そのため鍬状のもので地表を耕す人、その後ろからほぐしたヘドロをすくう人、
というふうに役割を分担します。依頼主の区長さんも鍬係で一緒に作業してくれます。
(きみどり色のチョッキの方)
 
地面右手に見える、ひび割れているのが、かちこちヘドロ。

この空き地は石巻の方の持ち物らしく、今回の津波で
石巻の家がダメになってしまったため、ここに新しく家を建てたいそうです。
そこで日頃からこの空き地の手入れをしていた区長さんが
ヘドロかきの依頼をボラセンにした、というご縁でした。

あたりは取り壊しを決めた家も多く、人口が減っちゃってね、と、区長さん。
 
休憩中、小雨が降りながらもなんとか天気は持ち直しました。
一日中曇っていて涼しかったです。

チョウさんがこの日のリーダー、イイツカさんにツカハラをせがむも、
タノハラのようにうまくは行きません。みんなでふて寝です。(うそ)

この休憩の後、13時34分頃、
宮城県沖が震源の、現場は震度3?4?の地震がありました。
なんの情報もない中、みんなで携帯を頼りに「震度は?」「震源地は?」「津波は?」
と騒然となります。ボラセンから作業中止要請もなかったので、
安全を確認して作業を続けます。
 
この日のミッドはツカミッドチョHEY!!(イイツカさんチョウさんニヘイさんの合作)
集合写真のひな壇にも最適です。


作業は時間通りに終わりました。
わたしが来た前回(6月下旬)までは作業は16時に終えるルールでしたが、
最近は15時に終えるそうです。暑さ対策でしょうか。
少し物足りない気持ちもありながら、ちょうどよく作業も終わったのでそのまま撤収。

東松島ボラセンでは、資材の返却の際の立ち会いでの数の確認も
(石巻ボラセンと比べると)ゆるっとしていたり、
資材の泥落とし用に高圧洗浄機があったり着替え用の小さいテントがあったり、
石巻ボラセンとの雰囲気の違いもおもしろかったです。
 
作業を終え、関東勢の4人は
イイツカさんの取り計らいで東松島市野蒜地区を見に行きました。
毎回作業現場の近くの、被災のひどいエリアを見て帰ります。


申し訳ない気もしますが、わたしは今回の震災があって初めて宮城県に来ました。
松島の景色を見るのもこれが初めてです。

しばらく海岸線を走っていたら、その景色の美しいことにみんな息を飲みました。
地名の表すままに素晴らしい松と島々。(写真は違いますが)
石巻の空に関しても思うことで、どこまでも広がるがれきとは相反して、
被災地の自然の部分、景色そのものはとても美しかったりします。


毎回思うのは、これからどうなるんだろう、ということ。
まだまだ片付いていないエリアや、片付けながら
なんとかその土地に住み続けようとしている方々、
個々人の事情と、再開発などの、まだまだ見えてこない全体的な事情と。

東京で変わらない日常を過ごしていると、
どうもこの状況に現実感がなくなるので、どうしても被災地に通ってしまいます。
月1回は通っておりますので、よければ関東圏の方、一緒に行きましょうー。
毎回予定が立ったらいいつかさんのブログで同乗者募集してます。


《番外編・24日・石巻市門脇捨喰の現場》


先日ゆみっぺさんが報告してくださった、この翌日24日の現場の報告もチラッと。

民家の床下のヘドロかきをしたわけですが、
キッチンの床下には冷蔵庫の中に入っていたとおぼしき食品の数々が…
タッパーに入った、やさしーいやつを彷彿とさせる色
(得も言われぬ蛍光ピンクみたいな…)のものなど、
久々たんぱく質系のデリケートな物たちに出会いました。

実に約3ヶ月ぶりの遭遇だったのでずいぶんキャーキャー言ってしまいましたが、
初めてのタノンティアがお魚天国だった我々には、
こんな程度のたんぱく質、なんてこたないよね、
というわけでタノンティアには感謝しかアリマセン。

この日は大きな角スコップを使わない(使えない)現場で、
ほぼ全部手で集められるヘドロの固まりでした。
タノンティア仲間のぬマッチさんがヘドロのにおいの種類について
解説してくれましたが、この日のヘドロは無臭系ヘドロだったそうです。

ヘドロのにおいまで嗅ぎ分けるなんて、
タノンティアサテライトには驚くべき手練ればかり。
初めてのあなたもぜひご参加あれ。


8月もまた行きます。
初めての投稿で浮かれて長くなりました。
ではまたです!

 

2011年7月25日月曜日

2011年7月24日(日)活動報告(石巻市門脇捨喰)

ゆみぺです。

前日23日に他のメンバーが東松島で活動していましたが、

先に24日の報告を上げておきます。

東松島での活動報告楽しみにしています。


本日のメンバーは茨城・東京から何度も来てくださっているイイツカさん&オオハシさんコンビ、二ヘーさん、東京から2回目の参加ヨウくん(この4人は前日の東松島も参加)、

ぬマッチさん、タケミさん、初参加志保さん、ゆみぺで計8名。

現場は石巻市門脇捨喰(しゃじき)の民家。

※読めない地名でボラセンの担当者が捨喰(しゃくい)と言っていましたが、正しくは(しゃじき)の様です。

今は住宅街の数件のお宅しか住んでおらず、駐車や休憩も隣の空き家の庭でしました。

側溝や下水管はすでに市が掃除済みで、電気も水も使えます。


作業は床を剥がした後の床下と庭の泥かきの依頼のうち、床下のみ行ないました。

今日のメンバーは全員床下初挑戦。

床下の泥かきに便利な”ジョレン”がすでに貸し出されてしまったので

園芸用の小さいシャベルとちりとりで代用。

大引きや根太が邪魔で、それをまたいで、かがんでの作業です。

ヘドロは5センチくらいの生チョコ状で剥がしやすかったようですが、

台所の床下にはかつての食品落ちていてオオハシさんが根性で片付けてくれました。


そんな中、私は独り外でユミペミッド建設中。

作業中、お家の方や近所の方にきれいに積んであって気分がいいねと

何度もお褒めの言葉をかけていただいて嬉しかったです。タイガさんのおかげです。

(ところで、私も毎度活動報告をさせてもらっていますが、

実は私はいつも袋を結んだり運んだり積んだりという作業を中心にやっているため、

泥かきをほとんどしたことがありません。

現場の中にいる方にもぜひ感想伺いたいです。)


体育会系、土方系の人たちより体力もスピードも劣るかもしれないけれど、

細かいところまでしっかりやろうとする姿にはいつも尊敬しています。

床下はとてもきれいになりました。


本日の集合写真。依頼者の御家族と一緒に。


ボランティアセンターへ戻って作業報告。ボラセンの人に聞いてみたところ、

「石巻VCでは来てくれればいつでもニーズあります。県外の個人でも来てしまえば受け入れします。」と言っていました。

余裕があってまた行きたいとか行ってみたいという県外の方がいらっしゃいましたらぜひ一緒にやりましょう。


石巻専修大学で開催されていたTBCなつまつり

奥華子のライブを聴いたり、Hon for Japanのブースで本を物色したり、

石巻名物(?)のしじみアイスやササニシキアイスを食べたりして楽しんで解散しました。


解散後、タケミカーの面々で被災地巡礼をしてきました。

浦屋敷のタイガさん作の巨大タノミッドはまだありました。

まだその地区をどうするか決まっていないのでしょう。

6月29日のタノンティアブログより拝借

鯨の大和煮缶詰の付近のみんな大好きウジ虫ちゃんはきれいに片付けられていました。

門脇町の「がんばろう石巻」の看板のあたりは相変わらずですが、

今は夏らしくひまわりのプランターがたくさん飾ってあります。


大街道北の石巻街道沿いに、プレハブの商店街を建設していました。

弁当屋、パン屋、銀だこ、スポーツ用品店、レコード屋、居酒屋、

なんとカラオケボックスまであります。プレハブですがすごい充実ぶりです。

夕飯をその近くで古くからある「キッチン じゃが芋」というピザ屋で食べました。

おばさんがひとりでやっていますが、石釜と薪でピザを焼いています。

トマトとアンチョビのピザが美味しかったです。

帰りに時間のある方は寄ってみて下さーい。

(店が小さいので人はたくさん入れませんが。)

※写真はミックスピザ

2011年7月18日月曜日

2011年7月18日(月)活動報告(宮城野区蒲生)

みなさんこんばんは。またゆみぺです。


本日は牛乳さんたち休日おなじみのメンバーで

仙台市宮城野区岡田にある仙台市津波災害ボランティアセンター

岡田サテライトへ行ってきました。

編成は私たちのチーム8人と岡田サテライトで活動するリーダーと

大阪から個人で来ている男性の計10名。

現場は宮城野区蒲生字鍋沼の民家です。


岡田サテライトまで各自市営バスやバイクで集合して車の無い私たちは、

その場で自転車を借りて現場まで向かいました。


本日の依頼は民家の広い敷地の一角に更地になった土地があり、

その場所を畑として利用したいので土の中の石を取り除いて欲しいとのことでした。

作業を始めてみると、土の中からゴロゴロと大小様々な石がスコップ作業の

邪魔をします。

牛乳さん曰く、この石は建物の「玉石基礎」という

古民家などに使われている基礎の残りだそうです。

スコップ係はツルハシ係が先に掘ってくれた場所を頼りに掘り進めます。

黙々と土の中から石を掘り出して脇に寄せる。

それだけを全員で10時から15時までやりました。

今日は土のう袋もタノミッドもありません。

この他のことはしていないので作業についてはこのへんで。

本日の集合写真↓


宮城野区蒲生地区は海から約2kmほど離れた場所にありますが、

この地区は平地で田んぼに囲まれていて遮るものが何もありません。

今日行った現場では家屋の1階部分がすべて浸水していました。

今日のお宅を含め多くのお宅が家屋を修理し生活を再開させています。

しかし、青々と見える田んぼに生えているのは稲ではなく雑草。

見る限り20cm以上のヘドロが積もり、瓦礫や車がまだ置き去りになっていました。


仙台市のボランティアセンターは宮城野区新田の宮城野体育館にあります。

そこで登録してバス送迎で岡田サテライトへ向かうこともできますが、

岡田サテライトに直接行ってエントリーする事もできるので

より早く作業にありつきたい方はこちらがおすすめです。

ちなみにこの岡田サテライトというのは平屋の民家です。

今日一緒に作業した大阪から来た男性は、

岡田サテライト内に3週間寝泊まりしているそうですし(エアコン・テレビ無し)、

同じく東京から来た方々によると、作業後シャワーを浴びる事もできるそうです。

駐車スペースは少ないですがいろいろ融通効きそうな気がします。

2011年7月15日金曜日

2011年7月14日(木)活動報告(石巻市大街道東)

みなさんこんばんは。ゆみぺです。


本日のメンバーはオカちゃん(リーダー)、濱Dさん、長さん、

ミキさん、二へーさん、Kトーさん、ゆみぺの7名に加え、

VCで出会った超ベテランY田さん、県外からそれぞれ単独参加のお二人の計10名。

現場は石巻市大街道東の空き地です。


もともと敷いてあった砂利とカチカチに固まったヘドロが混ざったものが

掘れども掘れども出てきます。

どうやらこの空き地は瓦礫置き場にしていたそうで、

撤去の際重機で地面も掘り返してしまったそうです。

地面が硬すぎて剣スコップで掘り進めるのに難航。

クワでもとても力のいる作業です。

クワの本数にも限りがあるので、ヘドロのある限り地面を掘り続けるのをやめて

表面に見えるヘドロの塊や木っ端、ガラスの破片、雑草をかき集めることになりました。

今日もとても暑くて日陰のない現場だったので少しの時間でバテバテ。

今回は30分毎に休憩を取りました。みんな水3Lくらい飲んだんじゃないかな。

依頼者さんからも飲み物の差し入れを戴きました。

今回のタノミッド担当は私。完全に乾いたヘドロの塊はゴロゴロして崩れやすく、

バランス良く積むのに苦戦。

ユミッドとかユミペミッドとかペミッドユミとか

よく分からない名前で呼ばれていました。

家に帰って写真を見て思ったけど、土のう袋を積んだ反対側の場所に

車が入れる場所があったのでそちら側に積めば良かった。反省。


14時半頃、休憩して「さあそろそろ仕上げ」と思ったところで

雷鳴とにわか雨が降ってきて作業中止。

そのまま今日の作業は終了となりました。

もう少しだったんだけど、次のボランティアさんに託します。


本日の記念撮影。

依頼者のご夫婦とご一緒に作業しました。暑い中お疲れさまです。

ところで、超ベテランY田さんが積み込んでくれた道具の中に

「底の抜けたオイル缶バケツ」があり、

いつもは底のあるポリバケツを使っているので怪訝に思ったのですが、

径の小さい底の部分に土のう袋を設置していつものように泥を入れて、

土のう袋ではなくバケツを引き上げれば楽に作業ができることが分かりました。

どちらがいいかは現場の状態と慣れによるかもしれませんがお試しあれ。

2011年7月13日水曜日

2011年7月12日(火)活動報告(石巻市築山)

おばんです。オカベです。


本日は濱Dさん、長さん、ミキさん、オカちゃんの4人で石巻に行ってきました。
仙台市在住の3人より石巻に詳しい濱Dさんの運転で9時30分頃ボランティアセンターに到着。
ボランティアセンターで出会った関東からお越しの2人を連れて築山の一軒家へ。

お庭や玄関前のヘドロを土嚢袋に詰めていきます。
ヘドロ・土・ヘドロとミルフィーユのような層になっている場所も。
判断が難しいです。
 
関東の2人は1日だけの休みを利用して石巻へ。
「1日しか参加できなくて申し訳ないです」と言ってましたが、
とんでもない。感謝です。



横側はキレイになりましたが、
奥の庭までは手をつけられず作業終了。
オカミッド。タノミッドは果てしない。
キレイで撤去しやすい形を勉強中。



現場で写真を撮り忘れ、ボランティアセンターにて集合写真。

今回のお宅は「ボランティアを依頼する時期が遅れちゃって、近所は片付いているんだけどウチはまだだったの」というお宅でした。それによって土嚢袋やガレキを回収する業者さんも最近はなかなか回ってこないのだとか。

「個人宅のニーズは減ってきている」という話もありますが、ボランティアを依頼するタイミングを失っている家って多いのかもしれません。
自宅の復旧計画も様々ですし、仕事をしながら片付けている方もいますし。

今日は長さんのクーラーバックが大活躍でした。車内は暑いですし、美味しいお弁当や飲み物の為にも必要ですね。

7月14日(木)は車2台で石巻に向かいます。もう1〜2人乗れます。詳しくはメーリングリストにて。

2011年7月12日火曜日

2011年7月10日(日)活動報告

本日の地震および津波注意報ですが
参加の全12名に怪我も無く無事解散しました
ならび一切の作業は行えませんでした

■概要
活動日:2011年7月10日(日)
参加者:12名
場所:石巻市築山3丁目(大街道からほど近い地域、6/19作業地域の近隣)
内容:家屋内の1階、2階部分の家具撤去とヘドロ出し(新規依頼)

■今日の工程
 09:30 石巻VC集合
 09:57 石巻VC出発直前に地震と津波注意報
     チームのを安全を優先し注意報解除を待ち待機
 11:15 待機場所を日和山公園に変更し石巻VCを出発
     移動中にVCから作業の中止とVCに戻れとの指示
 11:45 資材返却と終了報告を終え移動(同刻津波注意報解除)
 12:15 日和山公園で昼食
 13:00 ・門脇地区見学(がんばろう石巻の看板前)
     ・派遣先の築山地区見学
 14:30 一ノ蔵工場付近観光(大崎市松山)
 15:30 松島観光
 16:45 松島で解散

■観光情報
 ・一ノ蔵は通常6月ごろから9月頃まで見学できません
  (なので酒ミュージアム行ってきました)
 ・松島100%じゃないけど観光地としての機能は回復してます
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以下、感想です。

本日の地震および津波注意報でご心配をおかけしました。
注意報発令直後にVCに活動が出来るか否か確認したところ、
自己判断で活動を行うよう指示を受けました。
(同時刻に近くにいた他の数チームはそれぞれ出動して行った様です。
我々のチームは大事をとって石巻VCで待機ののち、石巻港が見下ろせる日和山公園で昼食を食べながら
津波注意報の情報を待ち午後から出動する予定にしていました。)

出動してすぐにボランティア中止の連絡が入り、
VCに引き返し終了報告をしたと同時に津波注意報解除となりました。
※調べによると、仙台市VCなども午前中でボランティアを中止したようです。
予定通り日和山公園で昼食を食べたのち、おなじみの門脇町の「がんばろう石巻」の看板付近を散策。



(日和山公園から南浜地区を望む)

それと、築山という地区にはメンバーの誰も行った事がなかったので、移動がてら本日作業予定だったお宅の前を見て来ました。
築山は大街道南という住所のすぐ西隣で、石巻港(日本製紙側)から直線距離で500mくらいの場所でしょうか。おそらく1階部分がすべて浸水している様子。

震災から4ヶ月経とうとしている中で新規依頼に、しかも家屋内の作業があるとは思っていなかったので驚きました。バタバタしてしまって肝心の「石巻では今現在どういった依頼がどのくらいの数あるのか」を確認することが出来なかったのは今後の予定を検討するためには残念でしたが、依頼者さんの状況次第で今回のような新規の依頼もまだあるのかもしれません。

今回、とても暑かったです。
石巻ではなんと35度6分を観測したそうで、じっとしているのも嫌になるほどでエアコンの効いた車内に居ても暑かったです。
猛暑日の日中、活動していたら誰もが体調が悪くなっていたかもしれません。
真夏の作業は本当に要注意ですね。

最後にですが…帰り道に、6月29日に作業した大街道、石巻街道沿いの広すぎる庭のお宅の前を通りました。
作業もすべて完了し、まとめておいた瓦礫やタノミッドもすべて撤去されていました。
石巻街道沿いのお店はほぼ営業していて、復興に向かっているんだなという実感が湧きます。
しかし同時に、二度と住むことができなそうな土地、片付けが進んでいなそうな土地も見る事ができるのでその差は激しいです。