9時に到着し、ニーズを確認し出発したらどう考えても被災していない地域に着いてしまいました。
よくよく確認したらこちらの住所は依頼主の職場だったようです。慌てて現場に向かいますが、程なく到着。内容は床下のヘドロ出し。さぁやるぞ!と前日のうっぷんを晴らすべく気合いが入ります・・・が、作業は一時間もしないうちに終了。前のグループがちょっとだけ残した場所を終わらせた感じです。やる気満々だったチョーさんは物足りない感じでむつけてしまったようです。

時間が余ったので午後の作業前に海を見に行くことにしました。ここから200m先は海です。何事も無かったかのような静かな海とは対照的にすぐ後ろは瓦礫の集積所となっていまいした。

午後の場所はテラセンから車で10分弱のお宅です。
オオハシさんとおばあちゃんが押し入れの中の床下からヘドロをかき出しています。(上図)
なお、この日は午前中のグループが出した土嚢袋を積む作業からはじめました。今日のミッドは「ツカミッド」です。縛り方がまずかったので、まずはみんなで雨が降っても中身がこぼれないようにしっかりと結びました。ミッドとかき出しを同時進行で行い、午後三時で終了。まだ隣の風呂場、そしてその間のデッドスペースの下が残っています。今日も相当暑く、30分働いて休憩。というローテーション。なお、このままでは終わらせられない、とニヘーさん、チョーさん、オオハシさんは急きょ明日も来ることにしたようです。さすがです。最後はツカミッドの前で記念撮影。
テラセンは立入制限区域のために社協のVCにニーズを申し出ても断られてしまい、どうすることも出来ずにいた地域の方々の駆け込み寺でした。立入制限区域もなんのその。色々なことができるのがこのVCの良さでもあると思いました。VCの方も住職さんだったり、困っている方のために・・・という想いがとても伝わります。昼ご飯を食べていた時にお墓参りで立ち寄った地域の方が、「うちの家の中もして欲しいけど断られちゃって・・・」と相談に来た時に「うちはやりますよ、こうやってボランティアの方々も来てくれるので!」と快諾されたことに、地域の方は涙を流して喜んでいました。そういう方がこの地域にはたくさんいるのです。牡鹿もしかり、テラセンもしかり。社協の大きなVC以外でも毎日地域の方のために頑張ってらっしゃる方々がいるのだということを知りました。
テラセンの方がサンダーを使って飛び出た鉄骨を切っています。細かいニーズにも対応していました。こういうことも可能なようです。(最初は我々が頼まれましたが・・・)
さて、ブログをはじめ、色々とご迷惑おかけしました。また横浜に戻りますが、9月にはまた来たいと思います。その時にはタノ隊長も戻っていると思いますのでよろしくお願いします。 (海苔船の出帆はどうでしたか?)今日帰られたイイツカさんも言ってましたが、「タノンティアはやっぱりタノしい」ですね。みんな素敵な仲間ばかりで初めての方も安心して活動できると思いました。本当に色々とありがとうございました。(明日行けなくてごめんなさい・・・)
ジュンヤ君、前回に引き続き活動報告ごくろうさまです。
返信削除前記事も目を通していましたが、慌ただしさでコメント残せずになってしまいごめんなさい。
石巻VC以外の地域の状況や、活動を知ることができて僕を始め多くの人たちの役に立っていると思います。
また9月に会えるのを楽しみにしています。
セレブ岡部さんも初参加ごくろうさまでした。
ジュンヤ先生、おつかれさまです。
返信削除おばあちゃんの話、壮絶でしたよね。特に「体感したことのない、ものすごい体の震えにどうしようもなくて… 」といった話、ぼくには想像を絶するものがありました。
二日間、本当に色々とお世話になりまして、ありがとうございました。またぜひ、ご一緒させてください。おつれの先生にも、どうぞよろしくおつたえ願います。
追記:翌日、おばあちゃんのアノ身のこなしの秘密を知りました。