2011年8月21日日曜日

2011年8月20日(土)活動報告(石巻市鮎川浜/牡鹿半島)

ゆみぺです。

以前タノンティアに参加した群馬のワタナベさんと、

そのお友達の埼玉から泥かき初体験のオカゼリさんのお誘いを受け

3人で石巻市牡鹿半島のボランティアに参加しました。


仙台経由で私をピックアップしてもらってそこから約2時間。

10:30頃 石巻市牡鹿ボランティアセンター(牡鹿公民館)に到着しました。

マッチングでは、せっかく牡鹿半島に来たんだから見ていってよ(?)というノリで

すでに団体が派遣されているという鮎川港フェリー発着所近くの

魚介類みやげ屋の瓦礫撤去の現場に派遣されました。


みやげ屋にはすでに見る限り100人以上の団体が黙々と作業をしていました。

現場には社協のビブスを着た指示役の人がいて、

「建物内から瓦礫を運び出して、建物の横に分別して置いてください。」

との簡単な指示をもらって作業開始。


人数が多すぎてすでに手持ち無沙汰になっている人がいるのを見ながら

人の少ない場所を探して我々も作業を進めます。

(解散後に写真を撮ったので人が多い感じが伝わらなくてスミマセン。)

道具も圧倒的に少ないので、半分以上の人がやることを探してさまよい、

ごみを拾って捨てに行く繰り返し。


分別は燃えるごみ、燃えないごみ、スチールラックなどの粗大ごみ、家電、ガラス、

石膏ボード、土や細かいごみを土のう袋に入れたもの、ビン、カンなど細かく分類の指定があり、なんとなくエリア分けしてポイポイ捨てていました。

どんどん積み上がる。どんどん分別の境目がなくなる。

土のう袋は口を結んでないので逆さまに積まれて中身が丸出しでした。

モチベーション下がるー。


ちなみに現場の臭いはそれなりです。

店の名前でドキッとしたけど思った程腐ったブツには遭遇せず。

なので臭いは酷いがハエはそんなにいません。


午後の作業は1階の瓦礫撤去が落ち着いたので1階を引き続き作業する人と、

2階の瓦礫を撤去する主に若い力持ちの男性のチームに別れて作業。

私とワタナベさんは1階、男性のオカゼリさんは2階。

2階の冷蔵庫やラックなど大型の物や食器などの小物を2階の窓から地上のごみ置き場に投げ落とします。

指示通り、そして一番スピーディな方法ですが大変危険です。

だれもケガしなくてよかった。


ボラセンの裁量はどうあれ、一緒に行った2名は最善を尽くしていたと思います。

2階のオカゼリさんが活躍している姿、ワタナベさんがすばやい気転で作業を進める姿に

いたく感心しました。

私は最初から最後までふらふらしてました。だめだこりゃ。

他の大勢のボランティアツアーの方はどう思ったのでしょうね。

8月13日の記事のおおはしさんの意見には同感です。

遅れて現場に行ったので最後まで分からなかったけれど、

100人以上いた団体は、旅行会社のボランティアツアー、何組かの団体、個人が

一緒になっていたようです。

誰ひとり名札がないので不便です。

オカゼリさんは2階での作業中、仙台から来た男性と意気投合したようで

連絡先を交換していました。こうやって繋がりが増えていくことは素晴らしいです。

その男性と一緒にタノンティアポーズ。


現場の目の前の鮎川港は海と地面の境目が無くなっていました。

水面を歩くとぬるぬると藻が生えているのでずっとこの状態なのでしょうか。

津波が来たら大変です。でも、、、初めての牡鹿半島、海はきれいでした。


【石巻市牡鹿ボランティアセンター】の所在地は

牡鹿半島、鮎川浜の石巻市役所支所の隣の牡鹿公民館です。

ボランティアの宿泊所にもなっていますが、電気は発電機を使用、

水は週に1度タンクに供給される水を使っているそう。

コンビニは5キロほど手前の集落にありますが18:30で閉店。

悪条件のなかでも寝泊まりしてがんばってくれている人がいます。

3 件のコメント:

  1. おー
    ゆみぺさんオトナな記事です。
    わたしガキんちょな記事書いてすみません。。

    大きな現場でしたね。
    おつかれさまでした。

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  2. ゆみぺいつもごくろうさま
    わたなべさんもまた来てくれてたのですね、ありがとう
    港の写真は酷いですね。ほんとこれからどうするのだろう。

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  3. ゆみぺさん、土曜日は有難うございました。

    ゆみぺさん、おおはしさんのおっしゃる通り、誰の指示の下で作業を進めていくかによって、現場の進み具合やボランティアに参加されている方々のモチベーションが大きく変わってくると思いました。今回は、ツアーで参加された方々、元々は何かしたい!と思って来ているだろうになまじっか手持無沙汰・・。やはり各々の自主性も必要になってくるんだなぁと痛感した所もあります。

    今回、初めてだった岡ちゃんにも出来ればタノンティアの皆さんと一緒にボランティア作業をしてほしいと思い、ゆみぺさんにお願いした次第です。岡ちゃんは、ボランティアリピータ―に決定しましたよ!

    タノさん、9月から仙台へ戻られるとこの事、またお会いできる日を楽しみにしています。

    ちなみに・・櫻井は地元発着のバス(150名)で今回は参加し、同じ鮎川にて作業を行いました。

    9月は、櫻井と3連休を絡めて行く予定です。
    宜しくお願いします。

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