イメージ的にニーズが少なく行っても仕事にありつけない。という感覚だったので、
気合を入れて6時に出て8時前に着きました。ベイサイドアリーナ周辺もだいぶ変わっていましたが、誰も待っていなかったので去年とは大違いです。ボラセンも色々と改善しているようでした。
打ち合わせです |
結論から言うと、ボラセンのスタッフに聞いて確認したら
「9時まで行ってニーズから漏れることは100%無い」とのことでした。
本日は団体が幾つか来ていました。
桐生から高校生のボランティアバス二台。愛知県、みよし市からは社協が募集している団体。そして消防の方々。
個人ボランティアは30名くらいでしょうか。
仕事内容は瓦礫撤去。「竹川原」地区方面。(志津川の町に入る橋の横を曲がって行った所です。)大移動。
何グループかに分かれての仕事でしたが、今回の仕事内容は『基礎出し』と呼ばれるものでした。
家の基礎が埋まっているのを掘り起こす。という内容で、砂利などがあっても、基礎が見えればいいと言われましたが、下がもしコンクリートだったらその上の物は全て撤去するということです。
そこそこ広い家の基礎を大勢で掘り出します。
途中、大きなコンクリや瓦礫も出てきます。
バールで持ち上げたり、ハンマーでガツンとやって割ります。
ハンマーって意外と強力なんですね。分厚いコンクリも何回か叩くと砕けます。
日差しも照って、かなり暑い状態で、35分やって15分休憩というペースでの作業。
ボラセンの現場監督が笛を吹き、広範囲に聞こえるように知らせてくれます。
水分は3リットルペースです。それにしても日差しが天敵です。つば付きの帽子があった方がいいかな。と思いました。
トイレは男子は野ション。女性は移動式のトイレカーが常駐し、安全です。(このトラックにAEDも積んでありますので心肺停止などがあった時にはすぐに使える状態です)
人数が100人以上いたので、作業も効率よくやればすぐに基礎が出てきます。
午後に金属の板みたいな瓦礫が埋まっていたのを取ろうとしたら、その上にでかいコンクリの塊があり、それを取るのに一苦労し、さらにその金属もなが~く埋まっていて苦労しました。
大勢でやれば、いや、大勢じゃないとこの手の作業は厳しいと思われました。
3:30作業終了!最後、ビブスをボラセンに返却し終了です。
使った道具の手入れ、ビブスの洗濯など全て向こうのスタッフでやっていました。ご苦労様です。
一年前、多くのテントがあったアリーナ下の坂はひまわりで埋めつくされていました。
せっかくなのでテレビでも取り上げられていた『南三陸さんさん商店街』で散財しようと行ってみました。
なんと、あの『ちばのり屋』がここに。去年の2月に出来た時に移転したそうです。
ここは『さらっとしおのり』をお土産に。
きずのりはさすがに売り切れていました。 |
最後の解散の時にボラセンの監督が言っていました。「一年経ってもこんな状態。
復興までまだまだ人出がいる。ぜひ来て欲しい。そして多くの人にこの現状を伝えて下さい」とのことでした。
大人数で『果たしてこれはやる意味あるのか?』と以前は疑問に思うこともありましたが、
大人数じゃないと厳しいこと、一人でもコツコツできること。
広い場所からモノをせっせと出す。石を取り除く。地道な作業ですが、やらないと進まないんだなぁ。と。前回の南相馬もそうでしたが、痛感しました。
去年広島から単身、車で来て石巻で三日間一緒に活動した森内さんが、ボランティア活動を『ハチドリのひとしずく』になぞらえていましたが、まさにその通りかもしれません。
南三陸ボランティア活動の様子(活動ブログがあるようです)
http://blog.goo.ne.jp/minamisanrikuvc/e/ac55738ac3a46b380afc9ac5608fd2a3
【タノンティア・サテライト番外編】
昨年行った長さんのご実家付近は…
濱Dさん達と雑草を抜いた境内は今も綺麗に整備されています!
志津川病院は解体されていましたが、合同庁舎はまだありました。やっぱり観光バスは来ていました。観光客も…
さて、明日は若林区のReRootsです。
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