2018年8月3日金曜日

2018年7月30日(月) 岡山・総社ボランティアセンター

今回は6月28日から7月8日にかけての豪雨、西日本豪雨災害のお手伝いに倉敷に行くことにしました。

メンバーは…なんと足の怪我やら家庭を二の次にしてまで2015年の常総以来の参戦のタノ隊長、そしてお馴染みつくばの雄、いいつかくんです。

事前に災害派遣等従事車両証明の申請、ボランティア保険の申請を済まし準備万端。
29日(日)の昼に合流し、いざ西へ
大分よりは近いだろう、なんて考えは甘く都合10時間超の長旅に…
(いいつかくんは地元から約12時間)
途中小休止を取りながら向かいます。
 


さて、遠路10時間の終着の宿泊場所は恒例のネカフェです
タノ隊長は人生発のようです。値段とシャワーなどを念頭に『快活CLUB倉敷水島店』に決定

初日はここで解散。各々各ブースで夜を迎えます
なるべく離れた場所に…というのはお互い大人の事情を気遣ってのことでしょうか。
宿泊パックで約2,500円程度。飲み物も飲み放題、ソフト食い放題の特典つき。安い宿でも5000円はすることを考えると安いものです。

しかしながら、朝、タノ隊長に会った時に、青白い顔で『全く寝れなかった…』と恨めしそうな様子。
ええっ?聞くところによるとBGMが耳障りで全く眠れないとのことです。
そして冷房が強すぎて一人で毛布を5枚くらい使っていたとのこと。
いいつかくんも同じような理由でした

JOJOを5冊くらい持ってきたけど一冊読み終わらないうちに爆睡していた自分は信じられない事態。徹夜で作業はさすがにやばい

しかしながらこの日は台風の影響のため、ボラセンはことごとく閉所
台風の影響を考慮して二次災害の情報収集などに徹するしていなのかもしれません
頼みにしていたボラセン(水島ひろえサテライト)は土日のみの開所だったようで途方に暮れる我々が目指したのは…

なぜかみんな海パンを持参しているという偶然の一致によりなぜかとりあえず海に行ってみる事に。

ネカフェから約40分。渋川海水浴場に向かいます
台風が去った後と平日の影響からか人影はまばらです
水着ギャルの姿もなく、しょんぼりする御一行。
とはいえ瀬戸大橋をバックに青い空の下、大人の休日を各々堪能します

イルカのようになぜか私服で泳ぎまくるいいつかくん
えっ!これって水着だったのね


もう何をしにきたのだかもはや方向性を見失う一同

終わりの見えないこの状況にだんだん飽きてきたせいもあり、まったりしだします。
意識の高いタノ隊長がボランティアのリサーチをしてたら、なんと、総社VCはやっているのでは、との情報が。

電話を入れると、泥だしなどのニーズは収束したが、支援物資の仕分けなどはやっているとのことで急いで着替えて向かいます。もうこの際やれることはなんでもいい、という三人の意見が一致

行って飯をいきなり食うわけには行かないのでその前に…と近くのお好み焼き屋に。総社市のお好み焼きランキング2位に入る「マウントクック」に。
お目当ての広島焼きではありませんでしたが、ホルモンうどんがやたら美味しい。

 
総社市役所では受け入れ先がなかったり集まった支援物資を被災した方々に持っていってもらう。
たくさん集まった物資をブースごとに分けていく作業です。最初はどこになにをおいていいかさっぱりわかりませんが次第に
「せっけんどこ~?あ~あっちだよ!」
などと慣れてきます。



台車を使っての仕分け作業





食料品、飲み物などは一人○本まで、などと制限も


市場…言い方悪いかもしれないけど闇市のような、バザーのような…ただしそこにはお金は存在しない。好きなものを持っていくスタイルです

日陰だから日差しを避けられるのは有り難いが湿気で具合が悪くなる感じもします。
支援物資が届いて困ってしまうという話は聞いたことがありますが、ここでも色々とありました
善意によるものなで敢えて書きませんが…送る側のリテラシーも今後必要なのかもしれないとは感じます。
 
この日活動して足りないもの、もしくは品薄だな、と感じたものとしては…

1 洗剤(洗濯用洗剤)
2 歯ブラシと歯磨き粉(すぐになくなりました)
3 大きめのタオル、タオルケット(ダンボールの上に寝てる方がいまだ多いみたいです)
4 食品(スナック菓子、嗜好品など)
5 靴下(夏用のくるぶしソックス)
6 掃除用具
7 長袖の薄めのシャツ
8 赤ちゃんのオムツ

などでした。女性用の大きめのシャツなどの衣類も欲しがられていた方もいましたが、女性用の衣類は仕分けが大変です。サイズ、種類、など細かく分類する必要があり衣料店の方がいたらなぁ、と思いました。どうしても50近いオッサンにはそのへんはなかなか難しい作業でした



丁寧に子供用の靴を並べる…


子を持つ親の心境としては靴はすぐに履けなくなり、綺麗なものも多いし、何よりなんていうか愛着が自然と沸き起こる。そんな思いで丁寧に靴を並べているタノ隊長。
不用品かもしれないけど使っていた子供、親の気持ちを感じながら仕分け作業を進めます
 
誰が履いてたのかな、ばあばに買ってもらったのかな…何かのお祝いかな…子供の成長は早いので小さい靴、80以下のシャツなどはすぐにきれなくなってしまうのです。
120くらいからはちょっとずつ着れる期間が長くなっていくというのも親になってわかること。
手慣れた手付きで仕分けをするいいつかくん

ガレージに所狭しと並べられた善意の救援物資




恒例のタノンティアポーズで撮影




バスタオル、タオルケットは重宝されます

 
活動は4時で終了のようでしたが、特に声もかからず三々五々流れ解散、しかしながら遅れてきた後ろめたさもあり6時まで活動をすることに。特に何もすることないですからね

カブに乗ってビブス付けたままヨロヨロと帰る地元のおばあちゃん。5時過ぎに申し訳なさそうにこちらをチラチラ見ながら退勤する役所の方々。いいんですよ、あとは我々がやりますから!と心の中で思う

最後は特に報告もなく終了。
ちなみにここは9時から7時まで開いているそうです。
さぁ一行が向かう先は…そうネカフェリベンジ!
うっとおしいヒーリング系BGMだけは勘弁…

二日目につづく

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