今回は南三陸町へ、ご近所の牛乳さん、そして仙台に来ていた嫁を連れて行って参りました。
朝6時に出発し、8:10分に到着。が、ボラセンの駐車場に車がやたら止まっています。
どうやら隣の診療所に来た方々のかも。 |
なかなか人は多そうです。モモクロ? |
調べたら志津川高校の下の辺りのかなり広い場所。
大体こういう場所をやるときには横一列になってどんどんやっていくのが普通で、予想通りピッケルみたいな道具を持って位置についたところ、牛乳さんはでかいツルハシを持ちやる気満々です。
腰とか腕、大丈夫かな?という心配をよそにどんどん掘っていきます。
さすが!ワイルドなツルハシさばきです。 |
この場所は元々畑があったようで、津波の漂着物が畑を覆い、一回ボランティアが清掃して重機が土を押し固め、その際に細かい瓦礫が土中に入ってしまったようです。それをほじくりだそうと言うのがこの場所でのニーズです。
範囲は200mくらいでしょうか。この日は70人くらいでやりましたが、一日掛かって数メートル。しかも掘れば掘るほどでかい瓦礫も出てきてしまいます。(実際は5センチくらい掘ればよい)
なお、打ち合わせでは…
① 5センチくらい掘って出てきた瓦礫をとる。
② 自然石以外の石、拳大程度の自然石、ガラス、金属、燃えるもの。をとる。
③ 重機は入るが、それでは除去できない瓦礫を人の手でとる。
④ 分別は「石」「ガラス」「金属」「とにかく燃えるもの」とする。
と言う内容でした。来るたびに分別が変わるのは回収業者が変わるからでしょうか?
実際はとにかくたくさんの小石やらプラ、ゴミなどあらゆるものが出てきます。
鉄はさびているのですぐにわかります。こういうのがゴロゴロと出てきます。 |
「ザクとは違うのだよ、ザクとは」 |
隣にいたはずの牛乳さんは、ツルハシを持っていたお陰でいろいろなところから声が掛かり、気づけば端っこのほうでなにやらデカイ掘り出し物を。(なぜかその場所はやたらウ○コ臭く、線路の枕木か何かと格闘していました。)
なにせ出てくる瓦礫の量が多いため、なかなか進まず午前は終了。
近くにさんさん商店街がある場所なので、昼はそこに行ってみました。
正真正銘の本物です。 |
この日はイベントがあるらしく人出が多く、中央広場で何某が「Desperado」を熱唱していて、ユーストかなんかで中継しようと言う感じのリハーサルをしていました。
牛乳さんの話だと、その方は「自分はトリじゃないけど、今日は大物の方とコラボできて光栄です!」みたいなことを言っていたらしいけど、その大物と言うのはどうやら北島○郎の事務所から初のポップシンガーとしてデビューしたアーティストのようです。
さんさん商店街のHPを見たら載っていませんでした。というか、新着が4月で止まっているのに8月18日のお笑いライブが載っていたり、どうやらおかしなことになっていました。
また、そうこうしているうちにどっかのNPO団体が切り株の形をした椅子をお披露目し、「全国から募金を集めて僕たちが作って持ってきました!」と座る人々に説明しながらインタビューをビデオに撮り盛り上がっていました。
人手が多かったのでテントの隅っこで邪魔にならないように昼食を済ませ午後の作業へ。
13:00から15:00まで二時間ですが、実はこの昼休憩後が一番キツイ。
体にも疲れが出始め、食べた後で眠気もでるだけでなく一番日差しが強くなる時間帯。
できれば周りを話しながら作業をするとよいのだが、みんな無言になってしまいます。
30-10-30と、中学生のサッカーの試合のようなタイムテーブルであっという間に試合終了です。
みんなで片づけをし、作業終了。
何回か入ってやっと車のある位置から作業している位置までが終了 |
ボラセンに戻りベイサイドアリーナでシャワーを浴び、帰りもさんさん商店街に寄り飲み物を買って家路に着きます。モアイ像の前で「牛乳クローン写真」の記念撮影をしたら結構ジロジロと見られてしまいました。
それにしてもあの現場はどれくらいかかるのかな。
全部瓦礫を片付けて、もう一回やらないと集めきれないんじゃないかな。今年いっぱい掛かりそうです。
しかも人数が多くないとできない現場なので当分は南三陸に行くと廻館になりそうです。
ただ、道具やトイレ、日除けなどはしっかりと準備してあるのでその辺は楽かもしれません。
山の上が志津川高校 |
ず~っと向こうまで続きます。 |
BRTが運行されていました。電車の線路にバスって発想がすごいですね。 |
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