もう活動の記録と化したようなブログなのでご承知おきください。
鋸南町は今週にボラティアセンターも移転し、ニーズも落ち着いてきたのか・・・
という感じですがどうなんでしょうか。
作業が減るということはとりあえずは一段落したことなので嬉しい限りです
。それだけ被災された方々の困り感がなくなってるということですからね。
鴨川、館山、南房総も気になりましたが、同じところに行き変わりゆく町並みを見てみたいというのもあるので鋸南へ。
ボラセンは移転して鋸南保田を降りてすぐです。朝は渋滞もなく無事に到着。
受付→説明→マッチングとスムーズで、すぐにニーズがおりてきます。
ガラスハウスのガラス撤去に7~8名…ん?
ということは飛び散ったりしたガラスを集める作業でしょうか。
7名でチームを組み、リーダーは土地勘の強い地元民でもあるSさん。
逗子に住んでいますが実家がこちらということで、地図を見て場所をすぐ把握できるほどの土地勘。これは安心です。
道具は、ガラスということもあり、土嚢を100枚程度、てみやら角スコやらほうきなど考えられうるモノを持っていくことに。
手を切る恐れもあり全員手袋を調達
ケガの心配もありましたが、なんと!現役看護師であるOさんがチームに。
こんな心強い味方は今までありません。
車二台で現場へ。
以前ボラセンのあった町役場のすぐ裏手の農地。確かにビニルハウスみたいなのがぐんにゃりしていたな、と思い出されます。
さて、ガラスハウスは要はビニルハウスのガラス板。当たり前ですけど。
みた感じ、割れたガラスはご主人夫妻でほぼ片付けた感じです。
軽トラックに乗ってるのが大きめのガラスです |
ニーズが出されてから時間が経ち、ボラセンに上げたニーズとは違う作業が発生するパターンですが、それでもやるべきことはあるわけです。
今回は小さなガラスの除去。
とてもじゃないけど、ご主人夫妻だけで全てやれるわけはありません。
それでも相当苦労されてなんとかガラスは除去してきたんだという痕跡がひしひしと伝わり、申し訳ない気持ちになります。もっと早く来れたら…と。
各々道具を用いて作業開始。ガラスは破片が結構ある。
おわかりいただけただろうか・・・ |
横一列になりローラー作業…ReRootsを思いだされます。
土をほっくりかえし、瓦礫を取る…懐かしい感じです。
ところが、意外と破片が多く、なかなか進まない。
進もうとするとキラキラ光るモノがところどころに落ちています。
ほじくり返した時には土が付いていて気づかなく、陽の光に当たり、乾燥し白くなりガラスも目立つのです。これもReRootsで習ったこと。
皆さんは潮干狩りと言う表現をされていましたが、僕はただただ懐かしい感じがしました。
あちこちあるなぁ、と思ってたらあっという間に僕だけ取り残される…
みんな、熱心に作業中。完璧に取り残されました。 |
これ、どう考えても食べられるのでは… |
ニンニクでした。やたらでっかいのもあったりして、ニンニクって成長するとこんなになるのかと思いきやジャンボニンクという。これは…たまらん。
ちょっと球根を割ってみるとニンニクのいい香りが…
これでやる気が出たので張り切ります。
バテてくると、そこらへんにある、もう捨てちゃうニンニクを割って匂いを嗅いで元気を出す。
これを繰り返しているとそのうち食べてしまいそう。
緑のはまだ食べられないようです。 |
さて、そうこうしていると昼休憩。
普通は各々買ってきたり適当に食べるのですが、リーダーが地元のお店を案内してくれることに…
これは期待できます。やってきましたはこちら。
なんと、2012年アントニオ猪木も来店したそうです。 |
いわゆる町中華、これは期待できる。前のボラセンの近くでしたが全く気づきませんでした。
店頭ではお弁当やチャーシューなどが売られており、飛ぶように売れていく。うまそ~ |
と井の頭ゴローさん風に思わず唸る。
さて、円卓に案内されメニューを見ていると、リーダーが
「ここはもやしそばで有名になった」
と教えてくれたので、それにすることに。
量は多いらしいが、まぁ盛られる心配はないので大丈夫でしょう。
程なくして着丼
よく豚星。などで二丼で出されることはあっても、さらにその下に皿が。しかもコップ酒のように、皿にはあんがこぼれてる。
これ、スープ飲んでさらに丼に戻すということなのか…
とにかく減らない。
あんかけ風なのでアツアツ
撃沈するわけにはいかないが、麺がいっこうに見えない…
天地返しができる状態になったのでやってみると、麺は意外と少なく細麺。
麺は細めんで150グラム(推定)くらいでしょうか。 |
もやしですから、全然きつくなく、余裕でした。
これだけもやし入ってるのでカロリーゼロでしょうか
それにしても他のメニューもやや多めです。素晴らしい店をご紹介あずかりまして、リーダーには感謝の気持ちしかありません
さて、胃が満たされた我々はまたニンニクハウスに戻り午後の作業。気温32℃。暑い…しかしながら、昼に食べたものを消化すべく意気込みだけは最高潮です。
だいぶガラスも減りました |
小さなガラスがあるとご高齢のご主人夫妻が手作業で畑仕事をする際に危ない。
とにかくやれることはやっておきたい。
みんな黙々と作業をしています。いや、お腹がキツくて何も言えなかっただけかもしれませんが、そんなことは関係ありません。
それにしても畑なので色々と生物も顔をだします。
親子バッタ
午後3時、終了。
午前午後やってこれだけか… |
と、ここで驚きの展開が…
なんと、ご主人夫妻から、持っていって~とジャンボニンニクが!
かなりのサイズに一同大興奮 |
こんなにうれしいことはない…
いやいや、受け取れませんと誰も固辞するものはなく、正直疲れが一気に吹っ飛びます。
その場でかじりつきたいのを我慢し、一人一個のニンニクをありがたく頂き撤収。
最後はリーダーの計らいでみんなで写真を撮ってボラセンへ。
自分以外はモザイクをかけさせていただいております |
あのポーズは皆様に申し訳ないのでしませんでしたがリーダーはみんなに対し、冷パックなどを一人ひとりに配って下さったり、塩分タブレットを分けて下さったりと、とにかく常に気を配って下さいました。
たった一日でしたが、みんなでタノしく作業ができたのもそのおかげです。
辛い作業でも色々とみんなでタノしくやっていく…あれから8年、原点にかえった気がしました。
本当に素敵な方々ばかりで充実した一日となり感謝の気持ちでいっぱいです。
帰りに道の駅保田小学校により、お風呂に入り鋸南をあとにします。
なお、500円の食事券みたいのをボラセンでもらえます。(ココイチがまた頑張ってくれています)
まだ閉店しているところも多いですが、なかなか楽しめるスポットです |
このあと待つのは…そうアクアラインの大渋滞というオチ。
と思いきや、君津PAにコニシキが居た!
昼メシの影響からか、「ちばから」に行くのはやめておきます。
さて今回のまとめは…
・ニーズは減ってきているようだが、まだまだありそうな雰囲気も。
・リーダーの家も被災したようですが、保険は適用されないそう。
(一口に火災保険と言っても色々と種類があるそうです)
・ふっとばされた屋根の修理だけで300万くらいはかかるそうです。
・そのため、屋根を直す業者は三年分くらいの仕事量が舞い込んできているそうです。
・まずは屋根を修復しないと始まらないので業者は足りていないそうです。
・畳は旭川のある業者が2300枚寄付してくれるとのことですが、 鋸南町は受け入れはしていないそう(近隣は受け入れている)配送などの手配の関係らしい。
・まさか、風が強い程度だろう、と結構みんなタカを括っていたら夜中に大変なことになって慌てたとリーダーは言ってました。
道の駅で黒ニンニク買っちゃいました!今日はホームランですかね?
近くにあった、まだ手つかず、というかどうすることもできないようなひしゃげたビニルハウス…
暴風でこんなになってしまうのか… |
道の駅もお風呂も入れるし、なかなか面白かった
結局コレはやる |
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